記録的な大寒波!!
22日(月)に降った雪は、まだ市内のいたるところに残っています。
4年前の大雪は、積雪こそ今回より多かったものの、
3日後にはすっかりなくなっていました。しかし・・・。
48年ぶりの大寒波!!
久喜の観測地点では25日の最低気温が氷点下9.2℃という、
見たこともないような数字が記録されました。
久喜で観測が始まった1978年からの40年間で、
1月・2月に-8℃以下になったのは、今回を除いて たったの5日しかありません。
以下参照
それが3日連続の-8℃以下ですから【最強寒波】も納得です。
その後も、最低気温が氷点下という耐えられない寒さでは、
雪が融けないのも無理ないですね。
と、なると、こんな事態があちらあこちらで・・・・・・・・・。
水道管の凍結。もしくは破裂。
当社にも積雪後、SOSの電話が一日平均30件ほどかかってきています。
特にお湯の配管は外にある場合が多いので、
「水は出るけどお湯が出ない」といったケースも多く見られました。
予防としては、寒波予報が出たら配管にタオルなどを巻くか、
ガスを止めた上で、細く水を出しておくと凍りにくいですよ。
それでも、凍ってしまったら・・・。
お風呂の残り湯等、ぬるま湯をゆっくりかけましょう。
熱湯をかけるのはやめてくださいね。
水が凍ると体積が増すのはご存知かと思いますが、
元々水道管の中の水圧は高いです。
水が凍って膨張すると、外側に向けて更に圧がかかった状態になります。
そこに熱湯をかけてしまうと、中で急激な温度差が生じ、
亀裂が生じたり、破裂してしまう恐れがあります。
ガラスコップにいきなり熱湯を入れると割れる原理です。
あと、ドライヤーも有効です(場所的に電源が確保できれば)。
焦らず、ゆっくりと融かすことを心がけてください。
白岡は雪国ではないので、午後には回復する場合がほとんどです。
水が止まったら蛇口を少し開いて、出て来るのを待ちましょう。
まだ暫くはこの気温が続くようなので、お気を付け下さい。
記録的な大寒波は、白岡では見たこともない景色も見せてくれます。
時間をかけてできた、巨大な【つらら】・・・。
こんなものが落ちてきたらチョット怖いですよね。
それでも夕日を浴びて光るつららは、キラキラと色を変え、とても綺麗でした。
また、金曜日あたりに雪の予報が出ています。
インフルエンザも猛威を奮っているようですので、
手洗いうがいを徹底して、予防に心がけましょう。
春が待ち遠しいですね・・・。